ROCK&SNOW 076 レビュー
あっという間に六月も半ばを過ぎましたね。
6/6の発売日過ぎてましたがやっとROCK&SNOWの夏号を買ってきました。
地元で一番大きい本屋にあった最後の一冊をゲット
小山田大がグレードV16那由多を登っている神秘的でかっちょいい表紙の今号
特集は日本のクライミングジム505
国内の主要なクライミングジムを網羅した地図に加え、八軒のジムのオーナーへのインタビューやひとつのジムが出来上がるまでの過程を追った「ジムはこうしてできる」などクライマーにとって日頃の鍛錬の場であるクライミングジムをフィーチャーしています。
他にもホールドを作成しているブランド10選や、最も○○なジムなど特色の強いジムを集めた「ジムDataあれこれ」なども興味深かったです。
一昔前はジムなんてほとんど無かったという話も先輩クライマー達から伺ったりするので500軒を超えるジムが国内にあるというのはすごいことのように感じます。ジムを作って経営するのは資金繰りが大変そうなので。ましてや地方のジムになると人口自体が少ないので新規も月会員も獲得がよりシビアになってきます。オリンピックへの種目追加や日本人選手達の活躍で話題には事欠かない昨今ですが、我々のような一般のクライマー達が意識的にクライミングの入り口を広げてあげるようにしていく必要があるのかなとか、この特集を読んでいて考えたりしました。
とりあえず、新規でジムに来て戸惑ってるお客さんには出来るだけ親切にしようかなと。
他の特集も毎号のことながら興味深かったです。
クライマーの業績や当時の心境を語った手記などから精神性であるとか考え方について学ぶことは多いし、怪我を乗り越えてまた登っている人の記事からは勇気をもらえます。僕は頑張っている人を見るとよし自分も!となる性質なのでモチベーションが上がりまくりですね。
それと、今回の渡辺数馬の「渡辺家ブロー100段ツアー」のような旅行記は物語のようで純粋に読んでいて面白いです。海外行きてぇ~ってなります。
そして、連載の中で今回千葉トレが載っていなくて残念だったんですが、代わりに新連載のRyo-ching(誌面での名前間違ってるそうです)の「ちんぶ論」が始まりました。「人工ホールドの変化」について結構踏み込んだことを書いてる印象で面白かったです。Ryo-chingさんという人は11年も続く「ちんぶろ。」というブログの著者だそうで、興味のある方はこちらからどうぞ。
今号で気になったのはこんなところです。
言いたいことは前回のレビューと同じ
「面白いから買って読んで!」です。
次号の発売は9月6日だそうで、きっとあっという間に9月になって
またレビュー遅れるんじゃないかという予感がしてますが(汗)
更新頑張りますので、よろしくお願いします。